陸上の短距離に必要な筋肉BEST3

fujisawa

2016年09月09日 08:57

今日は速く走れるようになるために必要な筋肉について書きます。

よく筋トレをすると背が伸びなくなるとか
小中学生が成長段階で筋トレをしない方が良いとか

言われますが、実際に大会で速い人を見ると筋肉がしっかりついています。
筋トレをすると背が伸びなくなるというのは都市伝説ですし、
小中学生が筋トレをしない方が良いというのはあくまでバーベルを使ったような高負荷のトレーニングのことです。

腕立てや腹筋をして成長が阻害されますか?
そこのところをはっきりと区別をして考えてください。

中学生で10秒台で走るような子供たちは大人顔負けの筋肉がついています。
そういった筋肉は坂ダッシュや砂浜でのトレーニングなど自重を用いたものだけでも十分に付けることができます。

そこで子供の頃から意識的に鍛えて欲しい筋肉を今回は3つ挙げます。

私の考える限りこの3つが陸上競技の短距離選手における重要な筋肉ベスト3です。

・大臀筋
・ハムストリングス
・腸腰筋




大臀筋はお尻の筋肉、ハムストリングスは太ももの裏の筋肉、腸腰筋は骨盤を持ち上げる筋肉です。

3つともおへそから下膝から上にある筋肉で股関節を動かすのに重要な筋肉群です。

筋力トレーニングはバランスよくやらないといけませんが、手っ取り早く足が速くなりたかったらこれらの足の根元にある筋肉を鍛えることです。

理想は馬の脚です!根幹部分が太く、末端にいくほど細くなると良いです。

これらをランジやブルガリアスクワット、レッグリフトなどで鍛えます。

筋肉がなければ絶対速く走る事は出来ませんし、筋肉をつけることで綺麗なフォームをマスターできるので筋トレを悪者にしないでください。

ちなみにこの3つの筋肉はモデルさんなんかも意識的に鍛えている部位で女性にとってもオススメの筋トレです。

全身の筋肉の中でおへそからしたの筋肉が70%を占めるので筋トレと言ったらまず足から鍛えた方が効果的なのです!